2014-07

芹沢銈介生誕120周年

現在、日本民藝館では、生誕120年記念 濱田庄司展が、開催。
多くの民藝ファン、うつわ好きで賑わっています。

生誕120年記念 浜田庄司展
染織でいえば、今年の夏の展示では、桐板や紅型の登場する、琉球の染織の他に、「台湾の工芸」という特集が気になりました。
苧麻を使った織物や、貝殻やビーズを使った胴衣のようなもの等、珍しい工芸品が出展。

「民藝」の特集では、柳が戦時下において行った、台湾への調査旅行によって、展示されている品々を命がけで持ち帰ったことが記されています。

台湾の民藝と柳宗悦

今年は、濱田だけではなく、東京高等工業学校で同期であった、芹沢銈介も、生誕120年。

芹沢銈介の世界展

 

型絵染めの人間国宝として知られる芹沢は、「生活美のデザイナー」と呼ばれ、生活に関わる多彩なジャンルの中で、型紙でなければできない世界観を創り上げた、類い稀なデザイナーです。

その世界観は、静岡市立芹沢銈介美術館や、別冊太陽 芹沢銈介特集でも垣間みる事ができますが、秋には日本橋髙島屋にて、「デザイナー 芹沢銈介の世界展」が開催されます。

深まる秋にぴったりの芹沢カラーに囲まれる、至福の一時を楽しむことができそうです。

2014-07-30 | Posted in BLOG, 展覧会/染織作家 | Tagged as ,,

 

『別冊太陽 染色の挑戦 芹沢銈介』

別冊太陽 染色の挑戦 芹沢銈介

芹沢を知るに、素晴らしい一冊。

別冊太陽 染色の挑戦 芹沢銈介
平凡社
2011/7/1

2014-07-29 | Posted in BLOG, 本/雑誌/TV/映画 | Tagged as ,,

 

姉妹のきもの簞笥

お姉さんの海外渡航前に、ご実家のきもの簞笥を整理したいとの、ご依頼を頂きました。

きもの簞笥の整理

おばあちゃまのもの、母上のもの、頂き物など、簞笥とつづら、それから押し入れにも、あふれ出した、きものを整理して行きます。

手順は、シンプル。種類別に仕分けして、汚れのひどいものなどは外します。それから、必要・不要、姉妹に似合う、似合わない、を判断し、仕分け。

きものと帯をコーディネートして写真を撮り、必要なものを順に簞笥に納め、ラベリング。小物類も整理します。

使い勝手の良さそうな色留袖
細かくノートを作る場合もありますが、この日は、写真に納め、簞笥をみなくても、ざっと画像で見られるようにするに留めました。

今回、使い勝手の良さそうなフォーマルとしてコーディネートしたのは、淡いオレンジ色が上品な、こちらの一つ紋付色留袖に、豪華な扇面の袋帯の組み合わせ。

訪問着は凝った大胆な柄付けのものが多かったので、ほとんどパーティー向き。結婚式など、フォーマルな場所には、こちらの色留袖が活躍すると思います。

面倒見の良い姉と、利発な妹、それから私の3人で、7時間ほどかけて、ようやく終了!
通常の、3日間分くらいのボリューム。なかなかの力仕事ですが、皆で力を合わせて、片付け終わった後のスッキリ感は最高でした。

こうしてきもの簞笥を整理して、風通しをよくすることで、眠っていたきものが、新しく活用される機会が生まれます。ずっと簞笥が気になっているという方、お気軽に、ご相談下さいませ。

 

2014-07-08 | Posted in BLOG, きものスタイリング | Tagged as ,

 

『染織の美』シリーズ

染織の美 京都書院

 

京都書院から、昭和50年代に発刊された、『染織の美』シリーズ。

染織を勉強するにあたって、未だにこのシリーズが一番、という先達のお声をよく耳にしますので、早めに手に入れたいと思っておりました。コンプリートしていませんが、在庫が大幅に増。

吉岡幸雄氏編の、全30巻に渡る本シリーズでは、更紗、絞り、紅型、明治・大正の染織などの重要なテーマが、巻頭で特集。図版、テキスト共に充実しており、各テーマを考えるにあたり、重要な資料となっています。

これからも、何らかのテーマを手に入れたとき、繰り返し繰り返し、手に取っていくことになるでしょう。

染織の世界の、奥へ奥へと足を踏み入れて行くために、素晴らしい指南書だと改めて、感じました。

2014-07-07 | Posted in BLOG, 本/雑誌/TV/映画 | Tagged as ,,

 

京都で書籍撮影

着つけやスタイリングのお仕事ではありませんが、きものとは切っても切り離せない、染織の書籍撮影のお手伝いに行って来ました。

初日は、京都の染織関連の工房にて、染織の出来上がるプロセス取材を見学。

京都で工房取材

 

手間と時間をかけて、じっくりと、ものが出来上がって行くプロセスを見せて頂き、実地の大切さを改めて実感。

京都でスタジオ撮影
2日目は、布のスタジオ撮影。

今回は、とてもとても貴重な、美術館所蔵クラスの古い時代の布たちが登場。
手袋をして布を扱ったり、アイロンの掛け方や、広げ方ひとつをとっても、細心の注意を払って、取り扱います。

大きな布を広げて、撮影したカットは、圧巻!!
海外から渡り、大切にされてきた布たちに、たくさんのエネルギーを頂いた、旅でした。

 

2014-07-06 | Posted in BLOG, お知らせ&日々のこと | Tagged as ,

 

勝山健史 織物展 四次元

勝山健史 織物展 四次元

『勝山健史  織物展 四次元』
2014年7月6日(日)〜9日(水)
12:00-19:00(最終日は17:00まで)
代官山ヒルサイドテラス E棟ロビー
渋谷区猿楽町29-8
03-3461-6902(会期中のみ)

2014-07-03 | Posted in BLOG, 展覧会/染織作家 | Tagged as ,,

 

夏宵の銀座ロケ

夏宵の銀座ロケ

珍しく、夜ロケ。
銀座のバーにて、素敵な1カットを撮影しました。

着慣れている方に着つけをさせて頂く場合、その方のお好み、イメージを仔細に伺い、慎重に進めていきます。

どちらかといえば、クラシックで清楚な着方をお好みでしたので、着る着物に合わせて、また、その方にぴったりするように、仕上げていきました。

撮影も終わって、頂いた感想は、『着物の中で、身体が泳ぐように動く。本当に、身体が楽です。』とのこと。

着付けに関しては、何よりも、その境地を目指すところですので、とても有り難く、嬉しく、お伺いしました。

私物撮影の場合でも、よく、コーディネートのアドバイスを求めて頂くのですが、私のモットーは、何よりも、あるものを壊さないこと。

「あるもの」とは、居る場所、その方の持っている雰囲気、着物の質感、帯の個性。そこに溶け合うように、帯揚げや帯締めなどの小物を選びます。決して、小物が勝ってはいけない。そう思います。

また、発売の際に、詳しくお知らせいたします。
美味しいお酒も頂いて、楽しい撮影でした。

2014-07-01 | Posted in BLOG, きものスタイリング | Tagged as ,,