ぎおん齋藤さんの古裂コレクションを拝見しに、細見美術館へ。素晴らしかったです。
周りにもぎおん齋藤さんのファンが多くいらっしゃいますが、そのルーツを識ることができ、貴重な時間でした。
良い裂の古いものを見たときに、必ず感じることは、色が華やかでもケバケバしくなく、柄が緻密でも鬱陶しくなく、大胆な意匠が多いのに、とても品が良いこと。
すぐ近くで開催の「技を極める -ヴァンクリーフ&アペール ハイジュエリーと日本の工芸-」@京都国立近代美術館も拝見。
建築家 藤本壮介氏の会場デザインが大変話題を呼んでおりましたが、凄かった。特に、セカンドステージの、暗い部屋にガラスケースが無限に連なっていくかのように錯覚させる構造は、夢に出てきそうで忘れられません。当然、人々が行き交う様が映り込むことを想定しているのだと思うのですが、なんとも幻想的。
仕事が絡む京都行きではなかったので迷いましたが、見て良かったです。
ついでに、思いがけずお誘い頂いてかき氷@京都虎屋茶寮で一息。
充実の京都でした。