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京都書院から、昭和50年代に発刊された、『染織の美』シリーズ。
染織を勉強するにあたって、未だにこのシリーズが一番、という先達のお声をよく耳にしますので、早めに手に入れたいと思っておりました。コンプリートしていませんが、在庫が大幅に増。
吉岡幸雄氏編の、全30巻に渡る本シリーズでは、更紗、絞り、紅型、明治・大正の染織などの重要なテーマが、巻頭で特集。図版、テキスト共に充実しており、各テーマを考えるにあたり、重要な資料となっています。
これからも、何らかのテーマを手に入れたとき、繰り返し繰り返し、手に取っていくことになるでしょう。
染織の世界の、奥へ奥へと足を踏み入れて行くために、素晴らしい指南書だと改めて、感じました。