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こちらは、2回目のお稽古の生徒さん。シボのたった爽やかなクリーム色の単衣+袋帯でお稽古。素敵です。お三味線を弾く機会にお着物を着られるとのことで、演奏中の姿勢も考慮したレッスンを行いました。
先日、ちょうど紀尾井町小ホールにて、邦楽の会を拝見する機会がありました。プロがお三味線を弾く姿勢や、浄瑠璃を唄う姿を拝見したばかりでしたので、裾の巻き込み具合、上前の深さや、座った姿勢で発声しやすいように、一緒に研究しながら、ベストの着方を体得して頂きます。
「一通り着られるけれど自信がない」、という状態から、「着物を着ていると気持ち良い!これなら、気にせず声が出せる!」という体験をして頂くまで、わずか2回。その着心地を感動して頂けて、私もとても嬉しいです。
とにかく、座った状態で、着姿が不自然にならないことは、大事なポイント。マンツーマンのお稽古は、きめ細かくお伝えできるのが、良い点です。