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 こうも爽やかな時期が短いと、洋服も着物も、着るものに迷って…

楊柳の半衿

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;楊柳の半衿

 

こうも爽やかな時期が短いと、洋服も着物も、着るものに迷ってしまいます。毎年、暑すぎる5月に何を着てよいか分からない、というご質問をよく頂きますが、答えはシンプル。

お茶会など、相手(茶室のしつらえ、亭主や連客)や約束事(原則、6/1が衣替え)のあるシーン以外では、肌感覚に合った素材、色柄を選べばよいのです。しかし、あまり早すぎるのも野暮だ、ということであれば、単衣でも、なるべく透けない素材を選ぶと良いと思います。洋服でも同じですよね。着物だからといって、難しく考えすぎる必要はありません。

また、5月に大活躍するのが、楊柳の半衿や、帯揚。楊柳とは、強く撚りをかけて、縦にしぼをだした織物のことです。さらさらとして、爽やかな風合いは、季節感を感じることのできる、マストアイテムです。礼装やお茶会には、5月であれば塩瀬を。

撚りがかかっている分、半衿を少し引っ張りながら付けると、うまくいきます。いつもの単衣を、ワンランク上に。短いながら、気持ちの良い季節を、少しでも楽しみたいですね。

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