3月は、朝早くからの着つけのご依頼の多い月でした。
結婚式、お茶会、卒業式。
出会いと、別れと、何かとイベントの多いシーズンです。
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本日のお客様は、大学院の卒業式に、ご本人・お母様共に、そろって訪問着で、お出かけになられるとのこと。お二人のおきものを、着つけを致しました。
お母様が、ちょうど、お嬢様の年齢くらいに、おばあちゃまの着物を大好きで仕立て直してあったけれど、着る機会がなく、今回、お嬢様の卒業式に、ぜひ着て欲しかったのだとか。
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柄ゆきがとってもモダンで、地色がきれい目なので、今着ても、まったく古い感じがしません。
こうやって、着継いでいけることも、きものの良いところですね。
サファイアブルーの西陣織の帯も、とてもモダンです。
よくきものを着られるというお母様は、松の柄の訪問着にダイヤの帯留めで、流石のお姿でした。
母娘で着継ぐ、きもの。
お天気にも恵まれ、そろってお出かけの、素敵なお二人でした。