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志村ふくみさんのお弟子さんで、千葉で制作をされている、黒田妙美さん。草木染めの優しく柔らかな色合いと、秘めたる強さが感じられる紬織が魅力です。神戸なので私は伺えませんが、お近くの皆様、ぜひお運び下さいませ。
「黒田妙美 染織展」
9/20(土)〜9/28(日)
11:00-19:00(最終日は17:00まで)
水曜休廊
住吉倶楽部
<作家在廊日> 20(土)・21(日)午前 ・22(月)・23(火)・25(木)・26(金)・27(土)午前
今年の二月、関東に大雪が降りました。
友人から、この大雪で 大切な紅梅の古木が折れたので よかったら
染めてみませんか と連絡がありました。
無残な木の口は、無念さを表すような鮮烈な紅色でした。
思いを込め 染めてみると、安堵したように烈しさは なりを潜め
優しい桃色、素朴な梅のはなが姿を現したのです。
秋の神戸に 間にあえばと 織り上げてみました。
写真の鼠色(グレー)はどんぐりの色です。森の恵みである
どんぐりは 虫や動物たちにとっても 欠かせないもの。古代から続く
その恵みを染め 生命の鼓動を感じながら織り上げてみました。
ご高覧いただけましたら幸いです。
お待ち申上げております。
(DMより)
<賛助出品>
遠藤あけみ《染・帯》・佐藤秀子《履物》・田上恵美子《硝子・帯留》・藤原祥子《ビーズ・帯留》・山本弥生《革工・鞄》