2013-11
夜のDress Code
平日夜のパーティーに、着物を着て出席する彼女の着つけをしました。
好みで、衣紋はやや抜き気味に、前はきちっと合わせています。
この日の、パーティーのドレスコードは、「ブラックタイ - イブニングドレス or きもの -」。
日本ではドレスコードが曖昧なことが多いですが、わざわざブラックタイと記載があるからには、あまりカジュアル過ぎると、悪目立ちしてしまいます。
ブラックタイ= 準礼装ですので、訪問着や付け下げを中心とした装いが基本となります。夜なので、露出の多いイブニングドレス姿の女性に混じる事を考えると、光沢のある着物や帯を合わせたり、バッグもドレッシーなクラッチなどが吉。
細身で長身の彼女は、すらっと淡い色の訪問着を、素敵に着こなして下さいました。
森田空美のきもの塾
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森田空美のきもの塾 永く着られる「30年きもの」教えます
2013年
小学館
森田空美
もののみごと -江戸の粋を継ぐ職人たちの、確かな手わざと名デザイン。-
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『もののみごと -江戸の粋を継ぐ職人たちの、確かな手わざと名デザイン-』
講談社
2012年10月
田中敦子 文 / 渞 忠之 撮影
七五三の季節
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七五三の季節になりました。
家族揃ってのお祝いは、お目出度いものです。
この日は、お兄ちゃんの五歳と、妹の三歳のお祝い。着つけ中も、とても良い子で、スムーズに終わりました。
お母様も、久しぶりのお着物で楽しそう。
小物も、こんなにカワイイ。最近では、こういった小物は珍しくなりました。
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お子さんの着つけは、手早さが肝心。
慣れない紐や帯で苦しいと可哀想ですから、手早く、楽に着せてあげられると良いですね。
さあ、お出かけです。幸せな、家族の肖像。
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響き合う二人
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六本木アクシスとGallery SUで行われている、丸山正さん+荒木節子さんの展覧会に伺いました。
染織×染織、という珍しい組み合わせ。似ているわけでもなく、対照的でもなく、しかし、お互いがよく響き合っていたように思います。
荒木さんの作品からぱあーっと広がるエネルギーと、丸山さんの作品にしかと閉じ込められた情熱と。
いつもどこか大胆で、斬新で、どんな色を使っていても軽やかさの感じられる荒木さんの、また新しい局面が垣間見え、そして長年一つのスタイルを追求し続けて来た丸山さんの、新たな到達点をも見せつけられた展示でした。
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荒木 節子 × 丸山 正
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<丸山 正 × 荒木 節子>
「帯の展示」
2013年11月9日(土)〜11日(月)
12:00-19:00 無休
Axis Gallery Symposia
港区六本木5-17-1 AXISビル B1階
「平面作品の展示」
2013年11月9日(土)〜23日(土)
12:00-19:00 無休(12,19日休み)
Gallery SU
港区麻布台3-3-23 和朗フラット4号館6号室
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今年はなんと、丸さんと荒木さんの2人展。
実は、前回、丸さんの巻き付けパフォーマンス後、荒木さんと盛り上がっている場に居合わせたので、どんな風に形になったのか、とっても楽しみです。
是非、2会場、併せてご覧下さい。
染織作家のアートブック
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昨日伺った、『想い、巡る』では、デザイナーによって綿密に練られた、各作家の作品集が飾られていました。作家それぞれに合わせて構成、デザインされていて、作家の個性や創作のコンセプトがよく伝わります。
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作品を観て、アートブックでコンセプトを理解し、また観る。
観る側の理解が深まる、きっかけに。
それを作ることによって、また作家自身も、変化していくのかもしれません。
興味深い展示でした。