2015-09
Panasonic 衣類スチーマー
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最近、愛用しているのが、Panasonicから発売されて、一時はメーカー欠品になるほど人気が出た、衣類スチーマー。
お洋服のスタイリストさんが使っているのを見て、着物にはどうなのかなぁ、と思っていたのですが、スタジオ撮影で、有名呉服店の仕立て屋さんが使われていて、これは良さそう、と確信しました。
試しに、ロケに持って行ったところ、大活躍。
現場では、着付けた後に、着物のシワをとらなければいけないことも多く、立ったままアイロンを掛けられるので、本当に重宝しています。付属の電源コードも長くて、延長いらず。
また、スチームがしっかり出て、水漏れもせず、温まるスピードが速いので、さっと掛けなければならない時に、かなり助かっています。コンパクトな分、お水の補給はマメにしなければなりませんが、着物にとって何より怖いのは、水漏れですから。
とってもコンパクトなので、着付け用のバッグに入れて、かなりの頻度で持ち歩くようになりました。勢い余って、持ち歩き用の専用バッグを手作り。黒のウッディなボタンがポイントです。
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恐らく、爆発的な人気の秘訣は、さっと気軽に取り出せて、洋服でも着物でも、ハンガーに掛けたまま、アイロンが掛けられること。近年は、アイロン不要の衣類素材の発達で、アイロンやアイロン台がないご家庭が増えたように思います。そんなご家庭に、1台取り入れるには、とても良さそうです。
2種類のタイプから選ぶなら、着物には、「ふんわり仕上げ」のピンクがベター。着物から少し離して、シワが気になるところだけに、スチームをあてます。できれば、後ろからミトンを当てて、ピンポイントでスチームが当たるようにしましょう。くれぐれも、火傷にはご注意を。
これから着ようと思った着物に、うっかりシワがあるので、少しだけ掛けたい!という時、ありますよね。そんな時に、ちょっと掛けるのにも、とても良いです。
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但し、スチームのかけ過ぎには、注意。スチームを当てすぎると、素材によっては、縮みます。縮むと、せっかくの仕立てが狂うのですね。
基本は、きちんと座って、アイロン台を使って、着物にアイロンを掛けましょう。でも、いざという時のために衣類スチーマーをプラス1台するのが、とってもオススメです。
吉岡コレクション2015 絣展
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吉岡幸雄氏が、先代から長きにわたって集めてこられた「絣」が一堂に会する展覧会。絣の魅力は、日本はもとより世界各地に存在する染織品であり、その複雑な技法が織りなす景色は、角度や光によって如何様にもみえ、見れば見るほど、面白さが増すところ。
秋も深まる鎌倉にて、珠玉のコレクションを拝見するのが、今から楽しみです。
『吉岡コレクション2015 絣展』
2015年10月1日(木)〜 11月29日(日)
9:30〜15:30(月曜休館/祝日開館)
東慶寺 松岡宝蔵
鎌倉市山ノ内1367
入館料;500円(入山料別途)
黒田妙美染織展2015
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「黒田妙美染織展」
2015年9月19日(土)〜9/26(土)
住吉倶楽部
第62回日本伝統工芸展
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「第62回日本伝統工芸展」
2015年9月16日(水)〜9月28日(月)
日本橋三越本店 本館新館7Fギャラリー
【満員御礼】10/4 伊勢丹otomana 半衿付け講座
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【満員御礼】10/4 伊勢丹otomana 半衿付け講座
お申し込みを開始したばかりですが、お陰様で、本日を持ちまして、伊勢丹 OTOMANA 半衿付け講座が満席となりました。尚、キャンセル待ちを受け付けておりますので、詳細はお問い合わせ下さい。
尚、伊勢丹内で開講する、中級向け着付け教室は、まだ募集しております。皆様のご参加をお待ちしております。
寸法カウンセリング
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皆様のご相談は受け付けているのに、自分のことは、割と後回しになりがち。先日、ちょうどタイミングが合ったので、ツキヒコさんの『寸法カウンセリング』を受けてきました。
20代から30代にかけて、緩やかに変化した体型と、最初に割り出した標準的な寸法から、より着易い、きれいに見えるサイズを求めて、ツキヒコさんにご相談しつつ、徹底研究。
この着物は、下前が少し見えてしまるような感じでパツパツ。自分で仕立てたら、寸法が少し違っていて、もともと割り出した寸法より、身幅が狭くなってしまっていました。なので、この着物が少しだけ着にくいのは、寸法が原因。
細かい寸法どりに関しては、もう好みの世界。私は、あまり寸法をいじくり回すべきではなく、着付けと寸法で、一番良いところを探す、という考え方です。また、着付けを教える人々は、寸法への理解を深めるべきだ、とも思います。
それから、寸法だけでなく、「着にくい」という現象には、いろいろな理由があります。
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例えば、この着物、某所で仕立てて頂いたのですが、本当に着にくいです。原因は、寸法ではなく、衿の仕立て。素材の難しさもあるのですが、衿を決めるのが、結構面倒で、出番が減ってしまうのは、哀しいことですね。
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ということで、いろいろご相談をして、スッキリ。後日、こんな風に、詳細の寸法表を送って頂きました。
サイズで、悩んでいる方、一度、ご相談されてみては?また、『着心地UP講座』も、企画したいと思います。
『ツキヒコ』
埼玉県川越市下赤坂
tsukihiko.com
着付け教室:いざという時の!
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ひと通り、きものを着られるようにレッスンを受けられた、こちらの生徒さん。ご自身が出展される花展に、訪問着で出られたいとのことで、久しぶりのお稽古でした。
当日は、準備などで朝が早く、うまくいかなかった時のために、ご主人立会いのもと、二重太鼓を大特訓!
実は、結構いらっしゃいます。帯を、家人(主に、夫。)に手伝ってもらう、という方。普段は、名古屋帯が多いですから、いざという時に、ちょこっと手伝って下さる方がいると安心ですよね。
とっても仲の良いご夫婦で、羨ましい限り。きものを着られるようになっても、こうして、ときたまお目にかかれるのは、それは楽しいものです。
『きものモダニズム』
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大胆!モダン!とっておきの銘仙100選
『きものモダニズム』
2015年9月26日(土)〜12月6日(日)
泉屋博古館 分館
港区六本木1-5-1
六本木一丁目駅徒歩3分、神谷町駅徒歩10分、溜池山王駅下車10分
【伊勢丹きもの俱楽部】レッスンカリキュラム
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「伊勢丹きもの俱楽部着付けレッスン〜中級編〜(全5回)」
全5回、中級編のカリキュラムは、下記を予定しております。すでにきものを着られるけれど、もっとキレイに着られるようになりたい方向けの少人数制講座です。
<カリキュラム>
【第1回:やっぱり土台が大切です!】10/7[水]
- ガイダンス
- きものを着る前の準備&道具の確認
- きもの姿がきれいになる、肌着の付け方
- きれいに着るための、最小限の補正
- 着崩れしにくい、長襦袢の着方
【第2回:たかが腰紐、されど腰紐】10/21[水]
- サイズのお悩みQ&A
- 肌着〜長襦袢の復習
- 腰紐を中心に、着物の着方を見直す
- 改めて、帯まで完成
【第3回:リズムよく着る】11/4[水]
- 季節のアレコレQ&A
- 肌着〜着物まで復習
- 腰が安定する、帯の締め方
- はじめから通して、リズムよく着る
【第4回:帯まわりのニュアンスに注目!】11/18[水]
- コーディネートQ&A
- 肌着〜帯まで復習
- 美しい帯揚げ、帯締めの結び方
- 帯まわりのニュアンスを仕上げる
【第5回:総仕上げ】12/9[水]
- Q&A
- 始めから通して、2回着てみる
- 最終仕上げ
- Lunchで、打ち上げ!
<講座全体の方針>
講座でお教えする着方は、基本的な手結びの方法です。
少人数制ですので、なるべくご希望に沿ったレッスンをいたします。お着物は小紋でも、紬でも、訪問着でも、練習されたいものを。帯も、名古屋帯か袋帯でお好きなものをご用意下さい。これまで習得された着方をベースに、それぞれの方に合った着方をお教えします。
<ご用意頂くもの>
まずは、普段お使いになっている、お手持ちの物をお持ち頂ければ結構です。基本的に必要な道具は、下記となります。足りない物があれば、売り場までご相談下さい。
- 足袋
- 裾除け&肌襦袢 (基本は上下分かれているものを使用します)
- 薄手のタオル 2〜3枚&タオルを包むガーゼ(普段お使いの補正でも可)
- 長襦袢(できれば、三河芯&半衿が付いたものを。芯が付いていなければ、入れる芯を)
- 着物
- 帯(名古屋帯or 袋帯)
- 腰紐 2〜4本(どちらかというとモス紐がオススメ)
- 伊達締め 2本(着姿のためには、正絹博多織のものがオススメ)
- 帯枕(枕全体をガーゼで包んであるとベスト)
- 帯板(複数ある場合は、ベルト付きでないもの)
- 帯揚げ
- 帯締め
- クリップ(着物の衿と長襦袢の衿を留めるために使用)
- 草履(そのまま帰りたい方は、履き物をお持ち下さい)
- 髪留め(ロングヘアでお稽古される方は、髪を留める物をお持ち下さい)
ご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
10/4 伊勢丹OTOMANA 半衿付け講座
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この秋、ISETAN カルチャー講座「OTOMANA」にて、半衿付け講座を開催致します。
定員は20名と大勢ですが、複数の講師で、きめ細かく指導いたします。ぜひ、ご参加下さい。
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『人気着物スタイリストに学ぶ 美しい半衿付け方講座』
■ 10/4 日曜日 14:00-16:00
■ 講師:森由香利(きものスタイリスト)<+サポート講師2名を予定>
■ 定員:20名様
■ 受講料:3,780円(衿芯代含む・税込)
■ 場所:伊勢丹会館 5F[OTOMANA]
すっきりとした着付けの要となる半衿ですが、なかなか時間がかかり、時として煩わしい作業です。今回、雑誌や広告で活躍中の人気きものスタイリスト 森由香利氏がシンプルで美しく短時間でできる半衿付けのコツをお伝えします。長襦袢、半衿、裁縫道具をご用意ください。
■お申し込み方法:お電話にて承ります。
電話03(3225)2522[新宿店本館7階=特選呉服直通]
*9/11(金)10:30〜お申し込みを開始いたします。
大変申し訳ありませんが、オンラインからはお申し込み頂けません。