吉岡幸雄
東慶寺「絣展」
東慶寺「吉岡コレクション2015 絣展」へ。
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相変わらず、気持ちの良い東慶寺。秋真っ盛り。紅葉はまだでしたが、秋の清々しい空気と、美しい花々がお出迎え。
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更紗展に続き、吉岡幸雄氏の貴重な絣のコレクションが展示されています。世界中に存在する技法でありながら、豊かで複雑な色柄を織り出す「絣」。染織ファン、必見です。
『吉岡コレクション2015 絣展』
2015年10月1日〜11月29日(日)
*月曜休館日・祝開館
松岡山 東慶寺
鎌倉市山ノ内1367
JR横須賀線 北鎌倉駅徒歩 徒歩4分
吉岡コレクション2015 絣展
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吉岡幸雄氏が、先代から長きにわたって集めてこられた「絣」が一堂に会する展覧会。絣の魅力は、日本はもとより世界各地に存在する染織品であり、その複雑な技法が織りなす景色は、角度や光によって如何様にもみえ、見れば見るほど、面白さが増すところ。
秋も深まる鎌倉にて、珠玉のコレクションを拝見するのが、今から楽しみです。
『吉岡コレクション2015 絣展』
2015年10月1日(木)〜 11月29日(日)
9:30〜15:30(月曜休館/祝日開館)
東慶寺 松岡宝蔵
鎌倉市山ノ内1367
入館料;500円(入山料別途)
『染織の美』シリーズ
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京都書院から、昭和50年代に発刊された、『染織の美』シリーズ。
染織を勉強するにあたって、未だにこのシリーズが一番、という先達のお声をよく耳にしますので、早めに手に入れたいと思っておりました。コンプリートしていませんが、在庫が大幅に増。
吉岡幸雄氏編の、全30巻に渡る本シリーズでは、更紗、絞り、紅型、明治・大正の染織などの重要なテーマが、巻頭で特集。図版、テキスト共に充実しており、各テーマを考えるにあたり、重要な資料となっています。
これからも、何らかのテーマを手に入れたとき、繰り返し繰り返し、手に取っていくことになるでしょう。
染織の世界の、奥へ奥へと足を踏み入れて行くために、素晴らしい指南書だと改めて、感じました。
『更紗』 吉岡幸雄
東慶寺で行われた、吉岡幸雄先生の講演会にお伺いしました。
会場は、吉岡ファンで一杯!コレクションの更紗も、圧巻でした。
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この度、紫紅社から新しく発売された、更紗の本。オススメです。
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『更紗』
吉岡幸雄 著
紫紅社
2014年
東慶寺 吉岡コレクション 更紗展
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私がはじめて東慶寺を訪れたのは、大学生のとき。
亭主を務める予定であった茶事稽古に備え、東慶寺の朝茶事の末席に加えて頂いた日のことでした。
まだ夜が明けきらない時分に、東慶寺の急な階段を上がると、そこは別世界。
夜露に濡れてしっとりと美しい草木に囲まれる茶室で過ごした、しんと空気の澄んだひとときを忘れることはできません。
緊張しきりで、茶事の内容はさっぱり記憶にありませんが、薄茶の席から出ると、外はすっかり明るくなっていて、初夏の朝陽が眩しかったことを良く覚えています。
吉岡先生に初めてお目にかかったのも、その頃でした。
植物染料による、日本の伝統色の再現に取り組む、染司よしおか五代目当主でありながら、染織、美術工芸の分野を主領域とした出版社「紫紅社」を設立し、数々の専門書を世に送り出してこられた、吉岡先生。
そして、先代からの染織コレクションは、どれも貴重な品ぱかりですが、今回は、更紗、中でも「古渡更紗」を中心とした、収集品が見られるとのこと。
軽快な語り口でありながら、深く広い知識と経験から繰り出される吉岡先生のお話は、いつお聞きしても、強く強く惹き込まれます。ご予定の合う方は、26日の講演会もお見逃しなく。
2014年4月22日(火)〜6月8日(日)
9:30-15:30(月曜定休)
北鎌倉 松岡山 東慶寺
松岡宝蔵 入館料 500円(入山料別途)
★ 吉岡幸雄講演会
4月26日(土)13:30-15:00 要予約
お申し込みは、0467-33-5100 東慶寺まで
日本の色辞典
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「日本の色辞典」
2000年
吉岡幸雄
紫紅社
東慶寺 染司よしおか展
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~東慶寺「日本の工芸シリーズ」日本は美しい、楽しい~
『染司よしおか展』 「菖蒲と杜若の色」
2013年6月1日(土)~6日(木)
9:00-17:00 最終日は15時まで
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吉岡幸雄氏率いる、京都の「染司よしおか」の展覧会が鎌倉・東慶寺で行われます。
今回の展覧会でとくに注目したいのは、「染司よしおか」の次世代を担う、吉岡更紗さんの「さらさの更紗」を使った新製品が発表されること!
映画「紫」の鑑賞会を含め、ワークショップも目白押し。
http://www.tokeiji.com/info/nihon-no-kogei_2013/