小島秀子
小島秀子 織物展
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『小島秀子 織物展』
2015年11月17日(火)〜11月21日(土)
午後12時〜午後7時
複雑な技法と多彩な色使い。洗練された華やかさが小島秀子さんの織りの魅力です。
多くの要素がきちんと整理され必然性があるものだけで成り立っている織。
織りを知り尽くした人だけが到達できる境地です。
青山 八木では初の個展となる小島秀子さんの織りの世界をご覧下さい。
青山 八木
港区南青山1-4-2 八並ビル1F
染織作家のアートブック
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昨日伺った、『想い、巡る』では、デザイナーによって綿密に練られた、各作家の作品集が飾られていました。作家それぞれに合わせて構成、デザインされていて、作家の個性や創作のコンセプトがよく伝わります。
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作品を観て、アートブックでコンセプトを理解し、また観る。
観る側の理解が深まる、きっかけに。
それを作ることによって、また作家自身も、変化していくのかもしれません。
興味深い展示でした。
染織作家・小島秀子氏のトークショー
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新宿御苑近くの「ラ・ケヤキ」で開催中の催事にて、染織作家・小島秀子氏のお話会が行われました。
昨日は、お天気も良く、きもの日和。春らしい装いで、ぽかぽかのお出かけ、と行きたいところでしたが、朝から着つけだったので、残念ながら仕事着で。会には、きもの姿の方が多くお出かけでした。
話し手の小島秀子さんは、染め替えの結城紬にご自身の帯をお召しで、とても素敵。
その人らしく装う、というのは、こういうことなのだと思います。
作り手の方々にも、もっともっとご自身の作品を自信をもってお召し頂きたく、今後もそのお手伝いをしていきたいと思います。
もう一枚の写真は、グレーの中に春らしいレモン色が織り出された新作の帯。
おさえた色遣いの中にも、立体感ある織の力強さと色の優しさが心地よく響き合う、素敵な作品でした。
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今回は、染織作家としての来歴やルーツのお話が中心でしたが、織や糸、色のお話など、さらにさらに聞いてみたい!と興味が深まった1時間でした。