築城則子
小倉織復元30周年 築城則子 -縞の今- 展へ
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北九州市立美術館分館で行われていた、『小倉織復元30周年 築城則子 -縞の今-』に行ってきました。丸一日、展示だけを堪能。贅沢です。
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築城則子さんのお仕事を堪能し、小倉城付近散策。いいお天気でした。
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勝山橋にも、築城則子さんのデザインが。
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そして、素晴らしい図録。有山達也氏アートディレクション。もう、表紙からして秀逸です。
染織への想いを新たにした旅でした。
築城則子 -縞の今-
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『小倉織復元30周年 築城則子 -縞の今-』
2014年9月27日(土)〜11月3日(月・祝)
10:00-18:00(入館は、17:30まで)
北九州市立美術館分館
築城則子さん 夏の会
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先週末は、師匠が主催する恒例の夏の会。
今年は、小倉織の築城則子さんにお越し頂きました。
皆様がお召しの夏きものの美しさは、格別!
築城さんのお話がとても興味深かったので、お話しされた事について、じっくり考えてみようと思います。
築城さんって、お話しすると、ほんとにカッコイイ女性です。
今年は、伝統工芸展60周年との事。とっても、楽しみです。
ちなみに、会場で、一番好きだったコーディネート。
甘すぎず、渋すぎず、とっても涼やか。
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硝子の帯留めの方も多かった中で、白の三部紐がくっきりとして、全体のバランスがとても良かったです。さすがです。
帯留めは、三浦世津子さん作。
築城則子展へ
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築城則子展@和光ホール、最終日に伺いました。
もちろん、築城さんの展示を、とても楽しみにしていたのですが、予想を遥かに上回るクォリティーと展示数に、感服いたしました。
展示中央にあった、十字形の台の上に、帯地が階段状に吊ってあり、中央が最も高く、縦方向がモノトーン、横方向が色のグラデーションになっており、築城さんの縞(ストライプ)と色の高価がみごとに表現されていました。
額装も、素晴らしかったです。そうきたか、と思わせる凝った表装と、最大限にシンプルにして作品を活かしている額装と。額装したり、小物にしたり、といった、染織のアレンジは、元来の価値を高めることができている商品は少ないだけに、築城さんの創作全てにおいての、完成度の高さには、圧倒されるばかりです。
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そして、図録。もう、完璧です。築城さんの特徴を見事に表現した、図録。恐れ入ります。
和光の外側には、糸の細さ、織の緻密さが分かるように、織りかけの反物が掛けられていました。
築城則子 染織展 縞-無限なる宙-
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和光本館6階 和光ホール
10:30-19:00 (最終日は17:00まで)
http://www.wako.co.jp/exhibitions/335
時空を超え、無限に広がる縞の世界。モダンなストライプで織り出される、色と色のコンビネーションに思わず吸い寄せられてしまいそう。
本日ご紹介するのは、銀座和光にて行われる、染織家・築城則子氏の展覧会。築城氏が、江戸期からの伝統的な織物に、独自のエッセンスを加えて現代に甦らせた「小倉織」が一堂に会します。
今回の出展は、なんと額装等を含めて、70点余り。見応えある、築城ワールドが堪能できそうです。