芹沢銈介
芹沢銈介のいろは
芹沢銈介@日曜美術館
;
日曜美術館で、芹沢銈介特集!
日曜美術館@ Eテレ
「あふれ出る”デザイン” 民藝の巨人・芹沢銈介」
2014年9月14日放送
再放送:9月21日よる
日本民藝館館長・プロダクトデザイナーの、深澤直人さんが出演!
これは、楽しみです。
(日曜美術館WEBより引用)
現代のクリエーターたちが、その不思議な魅力にひかれるという作家がいる。染色の人間国宝・芹沢銈介(1895~1984)。漁師の道具を着物にあしらい、のれんに縄のれんの模様を染める。大胆かつ繊細、そしてどこか懐かしさを誘うデザインの魅力はどこにあるのか。
静岡の名家に生まれ、東京高等工業学校図案科を卒業後、図案や手芸の指導をしていたが、民藝運動をけん引した柳宗悦と出会い、人生が一変する。「用」と「美」―手仕事で作られた何気ない日用品の持つ美しさにひかれ、さらに沖縄伝統の染物「紅型(びんがた)」と出会って独自の道を切り開いていく。1976年には、パリで個展を開催し、「風」の文字をデザインしたのれんが大人気を博した。芹沢の傑作の数々を堪能しながら、現代のクリエーターたちが、その魅力を読み解く。
<関連展覧会>
生誕120年記念 デザイナー芹沢銈介の世界展
*写真は、静岡市にある芹沢銈介美術館を外から撮影したもの。
芹沢銈介生誕120周年
現在、日本民藝館では、生誕120年記念 濱田庄司展が、開催。
多くの民藝ファン、うつわ好きで賑わっています。
;
染織でいえば、今年の夏の展示では、桐板や紅型の登場する、琉球の染織の他に、「台湾の工芸」という特集が気になりました。
苧麻を使った織物や、貝殻やビーズを使った胴衣のようなもの等、珍しい工芸品が出展。
「民藝」の特集では、柳が戦時下において行った、台湾への調査旅行によって、展示されている品々を命がけで持ち帰ったことが記されています。
;
今年は、濱田だけではなく、東京高等工業学校で同期であった、芹沢銈介も、生誕120年。
;
型絵染めの人間国宝として知られる芹沢は、「生活美のデザイナー」と呼ばれ、生活に関わる多彩なジャンルの中で、型紙でなければできない世界観を創り上げた、類い稀なデザイナーです。
その世界観は、静岡市立芹沢銈介美術館や、別冊太陽 芹沢銈介特集でも垣間みる事ができますが、秋には日本橋髙島屋にて、「デザイナー 芹沢銈介の世界展」が開催されます。
深まる秋にぴったりの芹沢カラーに囲まれる、至福の一時を楽しむことができそうです。
『別冊太陽 染色の挑戦 芹沢銈介』
;
芹沢を知るに、素晴らしい一冊。
『別冊太陽 染色の挑戦 芹沢銈介』
平凡社
2011/7/1