草履
外反母趾の方こそ、お草履を
生徒さんが別注されたお草履が届きました。
長年外反母趾など足のお悩みが多かったとのことで、幅の広い小判型の真綿入りの台に、あたりの良い布の鼻緒を。
足を入れてみて、とっても楽だそうです。
落ち着いていて、何にでも合うお草履を一足とのご希望でしたので、汚れにくいブロンズカラーの台に、グレー系の鼻緒、それから暗めの赤い坪をチョイス。
お洒落な一足に仕上がりました。靴のお悩みの多い方ほど、ぜひお着物を。
春色のお草履
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春は、こんな色のお草履を愛用しています。
和小物さくらさんの、真綿入りお草履。
長時間履いていても疲れないと評判です。足元を明るい色にするだけで、春らしく。
気分も爽やかに、着物を楽しめます。
祇園ない藤
明治より続く、京都祇園のはきもの屋さん。
ふっくらしているのに野暮ったくならない鼻緒と、はんなりカラーの台。
白い足袋に映える、紅い坪がアクセントになって、それはそれは美しいお草履。
その履きやすさに、一度履いたらやめられないという、着物通多数。
脱いだ草履の佇まいもしゅっとして秀逸です。
東京でも催事をされることがあります。祇園のお店は、要予約で。
「祇園ない藤」
京都市東山区祇園縄手四条下ル
075-541-7110
午前10時30分から午後6時
定休日/不定休
秋色のお草履
今年は涼しい事も手伝って、お洋服もおきものも、早めに秋色にシフトしている方も多いのではないでしょうか。
秋になると、重宝しているのが、こちらのお草履。チャコールブラウンのマットの台に、江戸紫色が入った真田紐の鼻緒を合わせてあります。
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台は銀座の与板屋さん、鼻緒は銀座の小松屋さん。先に鼻緒を見つけて、後から台を合わせました。
与板屋さんの台は、ちょっと細めでいて、とっても歩きやすいです。他店の履き物を持ち込み、調整をお願いしても快く受けて下さるところも魅力です。鼻緒の挿げ具合で、一日の快適さが全く違いますから。
お草履は、お洋服の靴と一緒で、やはり履いてみなければ、分かりません。いろいろ試して、楽しんでみて下さい。
「銀座与板屋」
中央区銀座5-4-5 与板屋ビル 1F
03-3571-9069
平日 11:00-19:00
日・祝 11:00-18:00
定休日:水曜日
銀座駅B6出口徒歩1分
JR有楽町駅徒歩5分
「銀座小松屋」
中央区銀座8-7 銀座ナイン2号館1F
03-3571-0058
平日 10:00-21:00
土・日・祝 11:00-20:00
定休日:第3日曜日
雨用の草履カバー
これからの季節、悩ましいのが雨対策。
近年は、突然の大雨も増え、出かけるときは降っていなくても、お天気もつかしら?と不安な日も。
そんな日に、雨ゴートと一緒に持って出かけたいのが、携帯用の草履カバー。
雨草履や雨下駄を履いて出かけなくても、これさえ持ち歩いていれば、安心できます。
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浅草の履物問屋、長谷川商店で見つけたのが、このタイプ。草履カバー「白鳥」。
裏が滑り止め付きのゴムになっていて、鼻緒をストラップで留められるようになっているので、歩きやすいとのこと。
Mサイズはあまりにぴったり過ぎたので、Lサイズにしました。
緊急対策でしかありませんが、コンパクトで軽いので、ちょっと入れておくには、オススメです。
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浅草の履物問屋・長谷川商店は、下駄から礼装の草履、防寒草履まで、鼻緒も台も、ずらりと揃っていて、豊富な品揃えが魅力。
店内は問屋さん仕様なので、選び慣れない初心者の方は、お店の方が親切に対応して下さるので、何でも聞いてみると、お買い物しやすいですね。
ぜひ、一度、のぞいてみて下さい。
「長谷川商店」
住所:台東区雷門2−19−1
TEL:03-3481-0144
営業日:月曜日〜金曜日
最寄り駅:浅草駅 A4,A5出口すぐ